ご挨拶

会長 河野 宏明

第18回日本性差医学・医療学会学術集会
会長 河野 宏明
熊本大学大学院生命科学研究部 教授

第18回日本性差医学・医療学会学術集会を、2025年1月12日(日)、13日(月 成人の日)の2日間、熊本市民会館において開催させて頂くことになりました。日本性差医学・医療学会は2004年に「性差医療・性差医学研究会」が設立されて以来大きく発展してきております。歴史ある学術集会の会長を務めさせていただくことを、大変光栄に存じます。 副会長には、長年この分野のパイオニアとしてご活躍され、多くの情報発信をされておられます清田真由美先生(春日クリニック院長)をお迎えしております。

今回は学術集会の原点に立ち返って未来の性差医療・医学へとつなげる架橋となるよう、テーマを「今、立ち止まって考えよう男女の違い」と致しました。 この学会は、横断的に全ての臓器・システムにまたがり、一般市民にも関わる幅広い領域をカバーしつつ、既存の学会・団体とは重複・競合しないという稀有な学会であります。近年、我が国でも男性と女性を考慮した社会生活に注目が集まっています。医療の分野にも、男性と女性の生物学的な性と社会的な性を考えた診療を社会が求め始めています。日本性差医学・医療学会では、性差を意識したヘルスケアを実践できる人材を養成するべく、2022年度から「性差医学・医療認定制度」が発足しております。学術集会では、社会的な要望の声に耳を傾け、診療科の枠を超えて深く学んでいくことに重きを置いております。診療の際、各診療科は入り口に過ぎず、健康寿命を延ばすには、専門領域を超えて全身的に患者さんを診て行くことが重要ではないかと思っております。

全ての医師・医療職にとって有意義な学術集会となるよう鋭意企画をしてまいります。会員の皆様におかれましては、2025年1月に熊本の会場において、学術集会の真髄である熱い議論と活発な交流を通して性差医療の未来につなげて頂きたいと思います。皆様と直接お目にかかることを心よりお待ち申し上げます。

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